足立美術館は昭和45年に地元安来出身の実業家、足立全康氏によって開館。
日本画の巨匠 横山大観 をはじめ竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園などの近代日本画と、安来出身の陶芸家 河井寛次郎、料理人として陶芸家としても名を馳せた北大路魯山人の陶芸作品、林義雄、武井武雄らの童画を集め、およそ13000坪の大日本庭園が融合した美術館です。
庭園は米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで、かの有名な桂離宮を抑え、連続第1位に輝き名実ともに世界一の日本庭園として名を轟かせています。
HP ホームぺージ http://www.adachi-museum.or.jp/
雪景色の日本庭園
館内から庭園を臨む
足立美術館の外観
足立美術館所蔵作品の中でも特に心惹かれたのが林義雄の童画で、今回は購入した「童画の世界」から何点かご紹介します。
但し、書物よりの写メが主体のため、一部が欠落しているのはご容赦ください。
またきてね
森の小径
花合わせ
天使のおふろ
森の四季
火と風(一部)
天使のおひるね
森番さん
蝶
おだんご屏風(春)
おだんご屏風(秋)一部
林 義雄:明治38年(1905)~平成22年(2010)
東京深川に生まれる。大正13年、19歳の時に中央美術展に入選し、蔦谷龍岬の門下に入って本格的に日本画を学ぶ。師が他界した後は童画に専念し、昭和36年、武井武雄、黒崎義介らとともに日本童画家協会を設立。昭和59年まで日本橋の東急百貨店で毎年、協会展を開催し、その後は毎年の個展で作品を発表する。「おやゆびひめ」「おともだち」などの多数の絵本を手がけた。日本美術家著作権連盟理事、日本芸術協会理事。
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